オンライン英会話で使われるテキストの種類とは?
通学の英会話スクールなら、決められたテキストを購入することになる場合が多いと思いますが、オンライン英会話のオリジナルテキストは、ほとんどが無料で提供されていて、その中から好きなテキストを自分で選びレッスンが受けられます。レッスンごとにテキストを変えることも自由ですし、たとえスクールを変えたとしても高額なテキストが無駄になる心配もありません。
オリジナルテキスト以外にも、市販の英会話テキストやサイトを利用してのレッスンも受けられ、自由度が高いことがオンライン英会話の魅力です。ただ、自由度が高いということは、自分で責任を持たなければならないと言うことにもなりますので、テキスト選びに悩む人も多いことでしょう。
オンライン英会話では、一般的に下記のようなテキストが利用されています。
- スクールオリジナルテキスト
- 市販の英会話テキスト
- インターネットサイト
では、各テキストについて詳しくみていきましょう。
目的別に開発されている、オンライン英会話スクールのオリジナルテキストとは
各スクールは、生徒のニーズに合わせ、様々な種類のテキストを独自に開発しています。 それぞれのテキストはレベル別に分けられ、初級者から上級者にまで対応できるように作られています。平均的な対応レベルを併記しましたが、例外もありますので参考としてお考え下さい。
日常英会話(初級者~中級者)
ほぼ全てのスクールで基本となるテキストです。挨拶や自己紹介から、日常使われるフレーズを学べます。
特徴・おすすめな点 ほとんどのスクールでオリジナルテキストが準備されており、初級者の場合、一番進めやすいテキストです。進め方も決まっているので、どの講師にあたっても同じレッスンが受けられます。特に英会話になれていないため、緊張してしまったり、進み方がわからず不安な場合はこのテキストから入ると、やるべきこと、その日の目標が明確なので学習しやすいと思います。
注意するポイントと進め方 講師の後に続いて単語を発音、講師とテキストの会話を読む、テキストにある質問に本文中の文章を使って答える、などのワンパターンの練習になってしまう傾向があります。日本人は話せなくても基礎文法力はある人が多いので、自分でスラスラ言えないけれど、読めば易しい英文をただ読んだだけで終わってしまうことがあるかもしれません。レッスン後にはフレーズを暗唱したり、自分に置き換えて練習したり、自分で使える英語にするための復習も大切です。 講師選びも、テキストをカリキュラム通りに進める以外に、生徒から独自のフレーズを引き出すような工夫をしてくれる講師を選びたいところです。ただ、それにはテキストをしっかりこなす生徒側の余裕も必要なので、しっかり予習復習をしてレッスンに臨みましょう。
文法テキスト(初級者~中級者)
外国語を学ぶ上で大切な基礎文法を、順を追って学べます。 特徴・おすすめな点 大人になって外国語を学ぶ場合、その言語の基本的語順、時制など、最低でも中学レベルの文法力をつけておかないと一定以上の上達は困難です。多くのスクールで、英語を基礎から学びたい人のために、入門から高校卒業レベル程度の文法が学習できるオリジナルテキストを用意しています。
注意するポイントと進め方 日本人は、英会話は苦手でも文法は中学高校とある程度学んできている人がほとんどです。もちろん講師の英語での説明を聞くことも勉強ですが、“This is a pen.” から勉強を始めても少し易しすぎるかもしれません。テキストは予め確認できますので、自分の苦手な単元を確認のために受講するなど、自分なりに考えてレッスンを組み立てるようにしてください。英文法は独学でも復習できることもお忘れなく。
発音(全レベル)
スクールごとに、工夫をこらしたテキストで発音のポイントやコツが学べます。
特徴・おすすめな点 同じ発音記号の単語の練習、似た音の練習、練習の要素が入った英文を読んで講師が発音の間違いを直すなどの方法で練習ができます。
注意するポイントと進め方 発音の得意不得意は人それぞれです。レッスンで読み間違いを訂正される以外に、度々発音そのものを直される場合は受講を考えてもいいかもしれません。一通りの発音の特徴を知っておくことはいいことです。日本人はネイティブの発音=いい発音(当たり前です)、いかにも日本人的な発音=悪い発音と思ってしまいがちですが、ゆっくりでも、正しい文法と正しい発音で話すことが大切です。あまり神経質になり過ぎると、話すこと自体が不安になってしまいます。ネイティブの発音ではなく、ネイティブに通じる発音を目標に、どうしても苦手な発音があれば、その発音を集中的に一度練習してみてはいかがでしょうか。
海外旅行用テキスト(初級者~中級者)
海外旅行用テキストも、ほとんどのスクールで準備されています。海外旅行で使うフレーズを、様々なシーンごとに学べます。
特徴・おすすめな点 講師と一緒に練習することで、例えば講師が空港職員、生徒が旅行者になり、ロールプレイを通して旅行で使われるフレーズの練習をすることができますので、本などを利用して独学で学ぶより、実践的に練習することができます。
注意するポイントと進め方 旅行先で現地の人とコミュニケーションを取るために英会話を学んでいる人も多いと思います。日本人の場合、比較的空港でのチェックも厳しくないので、入国審査くらいなら、覚えたフレーズで通じると思いますが、その先はレッスンのようにはいかないのが現実かもしれません。もちろん様々な状況でのフレーズを練習しておくことは大切ですし、予行練習することは自信にもなりますが、最終的に旅先で上手にコミュニケーションを取るには基本的な英会話力を上げることが一番です。暗記に頼らず、旅行前に実際に必要になると思われる場面での会話や、困ったときに慌てないためのフレーズを練習するなど、テキストを自分なりに利用しましょう。
各スクール独自のオリジナルテキスト
上記以外にも、各スクールで独自に開発した様々なテキストが用意されていて、スクールごとに工夫が凝らされています。
- 単語力強化
- 漫画や小説を利用したテキスト
- おもてなし英会話
- 職業別英会話
- 初級者から挑戦できるトピックカンバセ―ション などなど
同じ日常会話テキストでも、スクールによって体裁や進め方もだいぶ違います。スクールを決める時には、是非どんなテキストがあるのか確認して、レッスンの組み立てをイメージしてから決めて下さい。
中級以上に適したテキスト
以下に中級以上対象に準備されたスクールオリジナルテキストを紹介します。中には初心者でもチャレンジできる内容の場合もありますので、テキストをチェックしてチャレンジできそうなものには、必要に応じてどんどん挑戦して下さい。但し、難し過ぎるテキストを選ぶことはお勧めできません。
トピックカンバセ―ション・ディスカッション(中級~) 一つのテーマにそった写真やニュースについて会話を進めます。
ニュース・記事 ニュースや様々なトピックの記事を読みながら時事問題について会話します。
ビジネス(中級~) ビジネスで使われるフレーズを学べます。
TOEIC対策(初中級~) TOEIC対策用のテキストを用意しているスクールもあります。
多くのスクールで準備している一般的なオリジナルテキストを紹介してきましたが、自分が学びたいと思えるテキストがあるかを確認することも、スクール選びの大きなポイントになるでしょう。
オンライン英会話で市販のテキストを使う際の注意点とおすすめ教材
オンライン英会話では、オリジナルテキストの他にも市販されているテキストが利用できるスクールも沢山あります。中には市販のテキストが指定されているスクールもあります。一般的に使われている市販の英会話テキストを紹介します。
市販のテキストの特徴とおすすめな点 テキストとしては、オックスフォード大学とケンブリッジ大学が出版しているテキストが有名です。ここで紹介しているテキストはどれも初級者から学習できるテキストです。例えば同じオックスフォード大学出版から出されている教材でも、種類によって対象者が違ったり、アプローチ方法が違ったりしているので、中身を確認して、内容とレベルが自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。世界中で長く使われている教材なので信頼感があります。
注意するポイントと進め方 海外のテキストなので、基本的に中身は全て英語です。英語に慣れていないと、始めは戸惑うかもしれませんが、よくレベルを確認して自分に合ったテキストを選んで下さい。中身が英語なので難しそうに感じてしまい、いざ始めてみると易しすぎたなんて言うことがあるかもしれません。CD付きなどもありますが、講師と一緒に学習する作りになっているので、独学向きではありません。


