オンライン英会話を使ったTOEIC上達のコツとおすすめスクール解説

オンライン英会話
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オンライン英会話は、もちろん英会話の上達を目的とするものですが、英語力向上の一環として、TOEIC対策ができるオンライン英会話スクールもあります。

オンライン英会話には、「英語に慣れる」、「英語で話す度胸がつく」、「海外の文化や事情を学べる」というような、英語学習を側面から助けるメリットもあります。

受講するテキストの内容によって、会話をスムーズに進めるために、必要なことについて自分で調べてみたりするものだと思います。例えば、外国の文化について話すなら、その国について調べたり、外国人に人気の日本の文化について調べてみたりすることでしょう。

レッスン時間だけ英語を話すということではなく、レッスンのために予習をしたり、調べ物をしたりすることが、レッスン時間を益々有意義なものにしてくれます。TOEICに関してもオンライン英会話で学ぶことで、学習に対するモチベーションを上げ、独学ではできない学習法で学び、レッスン外の自習を継続する励みになることでしょう。

オンライン英会話でのTOEIC学習のメリット

引用元:GAHAG

オンライン英会話を受講している人は、「オンライン英会話って楽しい」と感じている人が多いと思います。でも、TOEIC用参考書を開いて一人で机に向かうのは苦手と思う人がほとんどではないでしょうか。
そんな人がTOEIC対策にオンライン英会話を利用することで、どんなメリットが考えられるでしょうか。

学習のきっかけがつかめる

TOEICに慣れていない人、初めて受験する人にとっては、気持ちはあっても、何から始めるべきなのかわからない場合が多いと思います。そういう人にとっても、とにかく始めてみよう、というきっかけをつかめます。

学習のリズムがつかめる

とりあえず、参考書を開いて学習してみたものの、TOEICは7つものパートに分かれていて、学習するべきことが多く、パート2あたりで早くも挫折してしまう人も少なくないと想像できます。定期的にレッスンを受けることで、各パートの対策や特徴を知ることができ、次のレッスンという目標があるので、予習に向かうモチベーションがあがります。

ポイントを指導してもらえる

もちろん基礎英語力をつけることが前提ですが、TOEICの各パートには特徴があり、自分の持っている力を最大限に発揮するためのコツのようなものが存在します。それを独学で学び、効率的にスコアアップに結び付けることは難しいことです。少し手助けしてもらうことで、そのコツを自分の学習に活かすことができます。

励ましてもらえる

孤独に学習し、自分一人で満足したり落ち込んだりするのではなく、上達を一緒に喜んでくれたり、行き詰った時に励ましたりしてくれる人がいることは、学習する上で大切なことです。オンライン英会話本来の楽しさもあるので、気の合う講師となら楽しく学習を進められますね。

英語を英語で学べる

TOEICは時間が限られたテストですので、聞こえた英語、読んだ英語を頭で日本語に置き換えたりせず、聞こえたまま、読んだままに理解できる英語力が求められます。オンライン英会話では、もちろん解説や説明も全て英語になるので、日本語に訳すことなく英語を英語のまま考える力を養えます。英語を英語で学ぶことで、TOEICスコアのためだけではない本当の英語力もついていきます。

リスニング力が鍛えられる

英語で学ぶことでリスニング力が鍛えられます。

料金が安い

今はTOEIC学習に特化した塾もあります。個々に指導してくれる家庭教師もいます。もちろんそれはそれで、効率的で強制的な学習が期待できますが、その分料金も相当額になります。オンライン英会話なら、通常のレッスンと同じように、或いは少しのポイントアップでTOEICレッスンが受けられます。

オンライン英会話でのTOEIC対策のデメリットと学習を効率的に進めるポイント


引用元:GAHAG

オンライン英会話でのTOEIC学習のメリットを上記で解説しましたが、皆さんも、もうおわかりのように、TOEIC対策のレッスンを受けただけで、それがスコアアップに直結するというわけではありません。

言うまでもなく、英語学習において大切なことは「自発的に学習に臨み、続けること」です。楽しむことも忘れてはいけません。オンライン英会話を効率的にTOEIC学習に活用するための知っていてほしいデメリットと学習のポイントを挙げてみます。

オンライン英会話だけでTOEIC学習をやった気にならない

特に英語初級者にとって、TOEIC学習は楽なものではありません。学習を進めるうちにパートの特徴なども理解でき、英語力そのものも向上するものですが、それを実感できるには、やはり時間も必要です。やらないよりはやった方がいいことは間違いありませんが、週に2回、或いは3回TOEIC対策のレッスンを受けているからどうにかなる、という考え方ではなく、レッスンで学習したことを、毎日短時間でも自習に活かしましょう。

オンライン英会話は補助的な学習

上のポイントと似たようなことになりますが、これは、オンライン英会話だけでなく、塾や家庭教師の場合にも言えることです。レッスンで学んだことを、復習し、自習することで実力が上がっていきます。塾や家庭教師の場合は宿題がでることもあると思いますが、オンライン英会話では、宿題が出されることはほとんどないので、その分自分の意志の強さも求められることになります。自分の努力とレッスンの両方がプラスとなって、更に大きな効果を生むような学習を心掛けましょう。

TOEIC対策テキストに限りがある

スクールにもよりますが、TOEIC対策テキストを指定して受講することになります。レッスンとしてはテキスト通りに進むことになりますので、レッスン用テキストが終了したら終わりです。また、すべてのパートの対策テキストがあるとは限りません。TOEICの概要を実践的につかめたら、自分のレベルに合わせた参考書や問題集を購入し、自分でも、しっかり学習を進めましょう。

わかるまで諦めずに質問する

TOEIC対策コースのレッスンができる講師は限られている場合があるので、予約が取りにくいこともあるかもしれません。また、ハイスコアを取得している講師が担当することになるとは思いますが、発音面、解説面でも、わかりやすく自分に合った講師に出会うまでに時間がかかってしまうことも考えられます。取り敢えず、言われるがままに問題を解いて、講師の解説もよくわからないまま進んでしまっては、効果的なレッスンとは言えません。

何度もお話ししているように、TOEICには攻略のためのポイントや学習法がパートごとにあります。TOEICに頻出する間違いを誘うような選択肢など、しっかり解説を理解したいところです。聞き取れないところは、聞き取れないままにせず、理解できない部分があれば、わかるまで諦めず質問をするようにしましょう。講師も根気よく教えてくれるはずです。

上級者向きではない

上記の通りオンライン英会話のTOEIC対策は、レッスンが限られており、テキストも指定されるため、上級者向けとは言えません。

辞書の準備をする

皆さんは、オンライン英会話を受講する時、辞書を手元に準備しているでしょうか。今はインターネット上にも無料の辞書があるので、TOEIC対策のレッスンを受ける時は、辞書を手元に用意しておくか、すぐに調べられるようにインターネット上の辞書を開いておくことをお勧めします。TOEICで使われている単語は、日常会話で使われる単語とは少し違うので、見慣れない、聞き慣れない単語が多く出てきます。TOEICの語彙対策のためにも、知らない単語はその場ですぐに調べましょう。単語がわからないと、講師の解説への理解度も下がってしまいます。

辞書を使う時は、May I use a dictionary?或いは、知らない単語について会話している時なら、Let me look it (the word) up. や Let me check the dictionary. と言ってから時間をもらって調べましょう。

TOEICの概要や初心者のための学習のポイントはこちらで紹介していますので、こちらも参考にしてください。
» 英語初心者がTOEIC受験前に知っておきたい10のこと【丁寧に解説します】

TOEIC学習ができるオンライン英会話スクール


引用元:GAHAG
TOEIC対策ができるオンライン英会話スクールは案外多いものです。通常のポイントを利用して他のレッスンと同じように予約して受講できる場合と、TOEIC対策専門コースに申し込んで学習を進める場合があります。希望する学習スタイルに合ったスクールを選んで下さい。

QQEnglish

QQEnglishでは「TOEIC目指せ!ハイスコアラー!」「TOEIC Vocabulary Builder」「TOEIC SPEAKING」(いずれのコースも50分/150ポイント)というTOEIC対策の3つのコースを準備しています。

「目指せ!ハイスコアラー」は50分を1コマとして、全てのパートの対策を行います。全部で40回のレッスンが準備されており、自分のペースで進めることができます。上記のコースはいずれも過去2年以内に550点以上を取得している、或いはQQ BASICSでBook4以上を受講しているという条件を満たしていることを推奨していますので、700点以上のレベルまで目指すことを目標としているようです。

このレベルに達していない人向けには「Vocabulary Builder For Intermidiate」(50分/150ポイント)と「Vocabulary Builder For Beginner」(25分)の準備コースもあります。

レアジョブ

レアジョブでは、通常のレッスンと同様に受講できるTOEIC対策コースとして、初級と中級が用意されています。いずれも200レッスンあり、初級は400~600点程度の人向けに、中級は600点~800点の人向けにリスニング、リーディング両方の学習ができます。

また、TOEIC対策コースに申し込みした人限定の「600点対策教材」もあります。600点を目指す人のために全てのパートにつき、TOEIC対策専門家監修のテキストで効率よく学習できます。

hanaso

hanasoのTOEIC対策コースは市販のテキスト『Taking the TOEIC』を利用します。600点と700点を目標スコアとする教材を購入して受講します。初級から中級向けですが、英語のテキストなので、しっかり予習をする必要もあり、基礎文法やTOEICの問題形式を総合的に自分のペースで学べます。

産経オンライン英会話

産経オンライン英会話も市販のテキストを利用します。初心者向けは『とってもかんたんTOEIC』、初中級は『Taking the TOEIC2』、中級以上は『TOEIC Analyst』です。

NativeCamp

NativeCampのTOEIC対策テキストは現在リスニングのみ受講可能です。600点対策用のパート1~パート3、800点対策のパート1~パート4のテキストが用意されています。

DMM英会話

DMM英会話では、500点を目標としている人向けの『TOEIC TESTリーディングはじめの一歩』、さらに高いスコアを目指す人のために『TOEIC TEST 英文法完全バイブル』が準備されています。主に文法問題を中心に対策を行います。

EFイングリッシュライブ

EFイングリッシュライフの「TOEIC対策コース」では、個人の弱点を判定するプレテストで強化すべき点を見極め、弱点を集中的にスキルアップしていきます。問題形式への慣れが重要とされるTOEICですが、実際のiBTテスト(インターネット形式)と同じ形式の模擬テストを受講でき、答え合わせをして復習までしっかりできます。

ジオス・オンライン英会話

ジオス・オンライン英会話の「TOEICコース」では、TOEICの特徴を分析しスコアアップに重点を置いた独自のカリキュラムが準備されています。初めての人向けに基本の50回コース、特定のパートの強化には12回からと目標に合わせて受講できます。TOEICハイスコアを所有する日本人スタッフのカウンセリングも利用できるので安心です。

ベストティーチャー

ベストティーチャーが提供しているのは、「TOEIC SW対策コース」です。SWとはSpeaking & Writingのことで、一般的に言われているTOEIC Listening & Readingテストでは測れないスキルのためのテストとして注目されています。「TOEIC SW対策コース」に申し込むことで、通常のレッスンに加え、Jリサーチ出版の『TOEIC(R)テスト スピーキング/ライティング完全模試』に掲載されている問題を利用したレッスンを受けることができます

まとめ


引用元:GAHAG
確かにTOEICは、オンライン英会話のTOEIC対策だけでハイスコアを目指すのは難しいテストかもしれません。でも、英語学習に再挑戦している人、受験時期を決め、自習と並行してTOEIC対策コースを利用したいと考えている人には、学習にメリハリや変化を持たせ、TOEIC受験に向け前向きに努力する一助となることでしょう。

英語を聞き、英語を話し、英語を英語で学ぶこと自体が英語力向上に役立っていることは言うまでもありません。

スコアを挙げるのは自分の努力です。講師に頼るのではなく、自分の学習に、対策レッスンや講師を上手に利用して、スコアアップを目指しましょう。

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