音読が英語学習に与える効果とは【教材も25冊紹介しています】

楽しく英語学習

英語の音読していますか?

日本語と英語では口の動かし方も違うので、大きな声でハッキリと練習することが大切です。正しいお手本と正しい手順で行う音読は、英語力アップに効果的です。練習すれば必ず上手になり、音読が楽しくなります。気に入った教材を見つけて、音読の習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

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音読が英語学習に与える効果

Reading
大人になると音読をする機会は自分で作り出さない限りないかもしれません。学習に役立つと言われても、やりたがらない人が多いのが現状でしょう。でも、脳科学的にみても、音読には脳を活性化させる効果があるそうです。目で見て、理解して、口に出し、それを聞くのですから、脳がフル稼働しているのは、想像ができますよね。

小学校の時、よく音読させられました。今でも小学生の甥っ子は宿題と言いながら何度も教科書を音読しています。英語、日本語に限らず音読には様々な良い点があります。

  • 集中力の向上
  • 語彙力強化
  • 理解力や記憶力向上
  • 想像力の増幅
  • 発音、イントネーションの矯正
  • リスニング力とリーディング力の強化
  • 声を出すことでストレスを発散

他にも、口を動かすことで表情が豊かになり、唾液の分泌を促すので胃腸にも良く、さらに続けることで肺活量も増大して健康になるなど、その効果は学習以外にも及んでいるようです。

英語力向上のための音読に必要なこと

音読は英語学習においても、大きな効果を発揮します。英語を音読することで、英語を文章として理解し、実際に声にだして話すためのアウトプット力を養えます。
でも、音読で効果的に英語力を上げるには、単に英語を声に出して読むだけではなく、目的意識を持って音読することが大切です。

 自分のレベルにあった教材を使う

意味のわかる英文を理解しながら読むことが大切です。意味の分からない単語や文章をただ読むだけでは意味がありません。国語の音読を思い出していただければ、イメージがわくかと思いますが、一文字一文字を追っていくのではなく、文章として、情景や意味を捉えながら、かたまりで読むことが大切でしたね。英語でも同じです。単語を一つずつ読んでいくのではなく、文をかたまりで捉え、意味を理解しながら音読します。そのためには最低限の基礎文法は身につけ、難し過ぎない教材を使って下さい。

 繰り返して何度も行う

大人になって繰り返し何度も音読するのは、あまり楽しい作業ではないと思うかもしれません。短く区切った一文からで構いませんので、意味を理解しながら何度も音読して下さい。何度も読むことで文章の切れ目、音の繋がり、発音などを意識しながら、少しずつスピードアップしていきます。だんだん上達していくことを感じることも楽しいものです。

 CDなどを聞きながら正しい発音で行う

音読しても、めちゃくちゃな発音ではダメです。自分なりの判断で、それっぽい発音で読むのもダメです。インターネットやCDなどを活用し、ネイティブの正しい発音とリズムを真似て音読して下さい。また、ネイティブの発音だけ真似て、英文の意味をつかんでいないのもダメです。

効果的な音読の方法

Reading = Fundamental
では、効果的と思われる具体的な音読の方法について説明します。

1.CDを聞きながら発音練習

自分の力に合わせて、短く区切った文章ごとでも構いませんので、CDなどの正しい発音を聞こえた通りに発音してみます。学校で先生の後について練習したようなイメージです。書かれている英文を自分で読んでいくというより、英文を見ながら正しい発音を真似て声に出してください。英語は日本語と口の使い方が違うので、ゆっくりでも口がついていけなかったりするかもしれませんが、くちびるや舌が英語に慣れるまで、繰り返し練習します。

2.文章の構造や意味を理解する

発音練習を繰り返しながら、文章の構造や文章の意味を理解します。自分で何を話しているのか、理解し、意識して声に出すことが大切です。

3.オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、CDなどのお手本と同時に発音する練習方法です。英文を見ながらで構いません。この練習によって、英語の音の強弱やリズムを身につけます。自分がついていけないところ、口がまわらないところがハッキリしますので、出来るようになるまで繰り返し練習して下さい。音の繋がりばかりでなく、日本語とのSyllable(音節)の違いも意識して下さい。

例えばpublic schoolという言葉ですが、日本語では「パブリックスクール」と7つの音を発音します。でも英語では、publicは音節が2個、schoolの音節は1個です。つまりネイティブはpublic schoolを3つの音のイメージで発音しています。このイメージをつかまないと、オーバーラッピングでは置いていかれてしまうかもしれません。ゆっくりでついていけるようになったら、少しずつスピードを上げて練習します。

4.シャドーイング

オーバーラッピングでついていけるようになったら、シャドーイングをします。オーバーラッピングは英文を見ながら行いましたが、シャドーイングは英文を見ないで行います。聞こえた英文を真似しながら、すこし遅れて発音します。オーバーラピングで練習しているので覚えてしまっているかもしれませんが、それで構わないので内容を意識しながら繰り返してください。

5.暗唱

ながい英文を全部丸暗記する必要はなく、覚えられる長さの英文を一文ずつ、見て覚え、口に出して暗唱します。この時も英文の内容を意識しながら、何を言っているのか実感しながら暗唱して下さい。

どの段階でも、大切なことは、正しい発音で行うこと、英文の内容を理解し、意識しながら声に出すことです。書かれている英文が自分の言葉のように口に出すことができるようになれば、英語力は必ず向上しているはずです。更にディクテーションを行えば、効果は大きくなり、自分の英語力が向上していることも実感できるはずです。
このような地味な作業は、なかなかやりたいと思わないかもしれませんが、やる気にさえなれば、学校に通わなくても、一人でもできる効果的な学習法です。むしろ一人なら、大声で練習できますね。恥ずかしがらずに、大きな声で練習できる環境を確保し、毎日繰り返し行ってみましょう。

音読のための教材17選

Bookworm
音読ができる教材を集めてみました。音読のための教材なら、効率よく学習をすすめることができます。

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)

「音読パッケージ」と称し、音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングのトレーニングを行える教材です。中学英語レベルの初級から初中級向けです。

ぐんぐん英語力がアップする音読パッケージトレーニング 中級レベル(CD BOOK)

「音読パッケージ」で、知識だけの英語を使える英語に移行していきます。『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』の中学英語レベルより難しめの高校初級レベルです。

もっともっと英語力がアップする音読パッケージトレーニング上級レベル (CD BOOK)

同シリーズの第3弾、上級編です。英検準1級のリスニング問題英文を使用しています。

ゼロからスタート正しい音読学習

ゼロからシリーズの音読版です。安河内哲也先生が提唱する音読学習法で訓練ができます。英語の反射神経を鍛え、英語の基礎力を養います。

安河内哲也の「新」英語学習法<30日マスター>イメージ音読レッスン

こちらも安河内哲也先生の音読トレーニング教材です。音読を楽しみながら、要点を瞬時につかむ力、正しい発音、表現力をつけていきます。

中学レベルでどんどん身につく 話せる!英語音読【初級編】〈CD付き〉

話すために音読をする、という明確な目的を持った音読教材です。学習法の説明も丁寧で、トレーニングを進めやすい教材です。

英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本

中学1年、2年レベルの12レッスンが用意されている3か月間の音読実践トレーニングプログラムです。毎日1レッスンをこなし、12レッスンが終わったら1レッスンに戻って繰り返し練習します。

英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)

入門編と同レベルの続編です。

英会話・ぜったい・音読 【標準編】—頭の中に英語回路を作る本

同シリーズの標準編で、中学3年生レベルです。

英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】—英語の上級回路を作る本

TOEICスコア600点以上という設定の、同シリーズの最上位レベルの教材です。CDを聞いて内容を推測、CDを聞きながら音読、自力で音読、音読筆写と具体的なメニューでトレーニングを進められます。

英会話・ぜったい・音読 【続・挑戦編】 (CDブック)

同シリーズの続・挑戦編として、高校1年教科書からの10レッスンが収録されています。

「超音読」英語勉強法 留学経験なし! だけどTOEIC テスト満点!

英語偏差値42、テスト0点からTOEIC満点と取った筆者によるユニークな学習法です。英語を速く読むことで、英語脳を作り、リスニング力、スピーキング力、理解力を養います。音読の必要性、重要性が丁寧に解説され、具体的な方法が示されています。

ネイティブの瞬発力が身につく! 超「速音読」英語勉強法

「超音読」英語勉強法の第2弾です。音読を繰り返すことでネイティブに対応できる英語瞬発力を養います。どのような練習が必要なのかがわかりやすく解説されています。

“スピーキング”のための音読総演習

英語で「思う」力を身につけることが英語の4技能の向上につながるとの考えを基に、音読で言葉に文脈と感情を加えていきます。そのために、チャンク音読、ノーマル音読、ささやき音読、和訳音読、感情音読、タイムアタック音読とステップを踏んで繰り返し練習します。

CD-ROM付 最強の英語独習メソッド パワー音読入門

英語を流暢に話す音に特化したトレーニングを、上に紹介した『”スピーキング”のための音読総演習』と同じ6つのステップで行い、英語を話すための脳の回路を強化します。初中級レベルです。

4技能が身につく 究極の音読プログラム 初級編

音読に加え、文法解析、シャドーイング、スラッシュリーディングなど、英会話に必要なスピーキングとリスニング、基礎英語に必要な文法、語彙、リーディングを同時に鍛えていきます。スロースピードリスニング、英文法の解析、スラッシュ音読、シャドーイングというステップで学習します。

英語で「日本」を話すための音読レッスン〈CD付き〉

日本を題材にした音読教材なので、練習した英語をそのまま日本の紹介に使えます。会話でよく使われる言い回しも入っているので実践的です。中学レベルの単語が使われています。

楽しみながら音読できる教材8選

Girl reading a book
音読練習は、内容を理解しながら進めることが大切ですので、内容重視で教材を選ぶのも一つです。自分のレベルに合っていれば、どんな教材を選んでも構いませんが、最初はCD付きでCDを活用して練習して下さい。慣れてきたら、興味ある内容の英文の音読を純粋に楽しんでみるのもいいものです。翻訳版で読んだ童話や小説の原文に触れることで、その世界観を味わうことができます。感情を込めて、内容を理解しながら音読し、英語の世界を楽しみましょう。

カラー版 CD付 音読したい英語名言300選

世界の偉人から21世紀の変革者までの名言が収録されていて、名言についてのエピソードも紹介されています。短い文章が多くCDもついているので、工夫次第で自分なりの学習ができます。

やさしい英語で読む 世界の爆笑物語 (音読CD BOOK)

面白い小話25話が収録されており、1つのストーリーが短く読み切れる長さです。音読CDが付いているので利用して学習できます。

音読して楽しむ名作英文 新装改訂版

理想の音読テキストに出会えなかった筆者が、長年愛されてきた英語圏の物語や詩歌の一節を選んで作った音読教材です。子供向けの『赤毛のアン』『クリスマス・キャロル』や大人向けの『ジェーン・エア』など24作品が収録されています。CDもついています。

CD1枚付 みんなの英語音読 入門編

この本のために書き下ろされたエッセイで学習します。各ストーリーに音読のアドバイスがついていて学習しやすくなっています。決められた時間内に英語を口に出すトレーニング、オーバーラッピング、フリーズリピーティング、シャドーイングで英語力を上げていきます。30日で完成します。

CD1枚付 みんなの英語音読 世界の小説編

みんなの英語音読シリーズの小説編です。『赤毛のアン』、『風と共に去りぬ』、『ジェーン・エア』、『マクベス』など各ストーリーを2日間でトレーニングしていき30日で完成します。

CD1枚付 みんなの英語音読 世界の童話編

みんなの英語音読シリーズの童話編です。みにくいアヒルの子、羊飼いの少年、眠れる森の美女、ヘンゼルとグレーテルなど15話が収録され、2日間で各ストーリーを学習します。こちらも30日で完成します。

音読したい、映画の英語―心に響く珠玉のセリフ集

50の映画から厳選した英語が掲載されています。映画が好きな人なら気分転換に活用してみてもいい一冊です。セリフについての解説もあるので楽しめます。

こころの音読―名文で味わう英語の美しさ

英米のノンフィクションから厳選した文章10編が掲載されています。シンプルで印象深い英文を味わえます。

まとめ

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音読は、地味なイメージで、人前では練習しにくいこともあり、時間を作らなければなかなか進めることができません。でも、20分も30分も時間を取らなくてもいいと思います。たった5分、10分、たとえ一文だけでも気に入った言葉を声に出して読んでみると、黙読している時とは違う英語のリズムも感じられます。

確か高校の教科書だったかと思うのですが、ワーズワースの「水仙(The Daffodils)」という詩が載っていました。当時英語は苦手教科の一つで、授業にもあまり興味はなく真面目に勉強していなかったのですが(今になって後悔しています)、この詩だけは、とても印象に残っています。都会暮らしで滅多に水仙の大群を目にする機会はありませんが、黄色い水仙が風で花を揺らしている姿を見る度に、Fluttering and dancing、Fluttering and dancing、Fluttering and dancing、と声に出して繰り返し言ってみたくなります。

ワーズワースのこの詩のFluttering and dancing in the breezeという部分です。flutterという言葉はこの時初めて知りましたが、声に出してみると、湖のほとりで沢山の水仙が、一斉に風に花の部分を揺らしている画像と英語の音、リズムの感じが一致しませんか?

Tossing their heads in sprightly danceという部分も好きです。ワーズワースの詞が素晴らしいのはもちろんですが、英語のリズムや音など考えたこともなかった頃だったので、たぶん、お手本で音読してくれた先生が上手だったのだと思います。是非、いいお手本で音読を楽しんでいただきたいと思います。

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komitta

主婦業、仕事、子育ての傍らコツコツと英語学習を続けてきました。翻訳のお仕事もさせていただきながら、現在も英語学習継続中です。TOEICは920点を取得しています。具体的な夢や目標があれば、語学学習も頑張れます。「フランスを拠点に、夫婦で海外の美しい競馬場を巡り、イギリス、ウエストエンドでミュージカルを堪能する」そんな夢の実現に向けて、フランス語学習にも励んでおります。