英語上達が実感できないあなたへ【経験者の私からのアドバイスです】

楽しく英語学習

「英語学習を続けているけれど、上達が実感できなくてやる気がなくなる!」

そんな風に感じてはいないでしょうか?
英語力は単語一つ覚えたからといって、目に見えて上達するものではありません。英会話もフレーズを覚えたからといって、英語が急にペラペラになるものでもありません。

確かに新しい言葉やフレーズをインプットしたことは事実なので、自分を信じてコツコツと続けるしかないというのが現実です。でも、英語に毎日触れていれば、「上達」或いは「学習効果」を実感できるタイミングに出会うチャンスは大きくなります。

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英語上達を実感するチャンスを自分で作ろう

例えば、insultという単語を一つ覚えたとします。
名詞として「侮辱」、動詞として「侮辱する」という意味です。でも、この単語を頭で覚えても、学習過程や実生活でこの単語に出会わなければいずれ記憶から消えてしまうかもしれません。

以下は、アメリカのトランプ大統領のツイッターからの引用です。
Why would Kim Jong-un insult me by calling me “old,” when I would NEVER call him “short and fat?” Oh well, I try so hard to be his friend – and maybe someday that will happen!

もし、insultを忘れないうちに、このようなツイートに出会い、スムーズに理解できたらどうでしょう?少し幼稚(?)で過激な内容ではありますが、大国アメリカの大統領の世界情勢に関わる発言です。insultを知らなくても大体想像はできると思いますが、知っていればストレスなく全文を理解できると思います。

「わかった」その瞬間は学習の成果を実感できた一つの瞬間でもあるし、この単語はかなりの確率で定着するのではないでしょうか?トランプ大統領の英語はとてもわかりやすく、ツイッターでの発言などは、しょっちゅうニュースでも取り上げられているので、フォローしてみると案外楽しく、生きた英語に触れられるかもしれません。

日頃の学習、英語の本などはもちろん、憧れのハリウッドスターをフォローするとか、方法は問いません。とにかく英語力アップを実感できるチャンスを自分で沢山作ることで自然と英語力も上がりますし、上達を実感できる機会を得られれば、プラスのスパイラルで英語力も上がっていくことでしょう。

トランプ大統領のスピーチで英語を学ぶことに興味のある方は、【アメリカで流行中?!】トランプ大統領の英語スピーチで英語を学ぶ もご覧ください。

英会話の場合はアウトプット学習

英会話の場合は、アウトプット学習になるので、上達の実感にはもう少し時間がかかるかもしれませんが、同じことです。黙読ではスラっとよめるのに、音読すると口がまわらないという経験はないでしょうか。

相手を探してする会話練習も大切ですが、一人で口に出して練習するトレーニングを日頃からしておくこともとても大切です。日本語はたぶんあまり唇や舌を大きく動かさなくても発音できてしまう言葉のような気がします。その癖のまま英語を話してもモゴモゴ言っているだけになってしまいますので、一人の時は、正しい発音を考えながら口を横に広げたり、唇をすぼめたり、舌の位置も意識して、大きく口を動かして発音練習をする習慣をつけて下さい。自分の口が如何に日頃サボっているかがわかりますよ。思い通りに動いてくれません。

口の動きも英語に慣らすことで、相手を前に同じフレーズを言う時も、しどろもどろになったり、相手に聞き返されたりせず、スムーズに言うことができるでしょう。日頃からトレーニングを続けておくことも上達を実感できる瞬間に近づくコツではないでしょうか?
アウトプット練習ばかりでなく、インプットをしっかりしておくことで、いざアウトプットに向いた時、使える語彙が増えているはずです。

英語の上達を実感できた瞬間【私の体験談】

私自身の英語学習での「実感」に関して少し具体的にお話ししますが、学生時代から数十年、私もボチボチだったり、一生懸命だったり英語学習を続けてきました。その中で何度か英語の上達を実感するタイミングに出会ってきました。

「あれ?なんか良くなった気がする」

でも、その「実感」は、「英語が急に口をついて出るようになった!」というようなものではなく、「あれ?なんか良くなった気がする」程度の実感です。その小さな実感を何度も繰り返してきました。

気が付いたら「聞けている」「早く読めるようになった」「日本語訳せずに理解できるようになっている」といった具合です。

英会話の場合「相手の言うことがわかるようになった」が第1段階

英会話に関しては「相手の言うことがわかるようになった」が第1段階。わかっただけではまだまだ自分の意見を伝えることはできません。第2段階は英会話力向上というより、「英語を話すことが怖くなくなった」ということになるのかもしれません。

「前より良くなった」→「さらに良くなっている」という小さな実感を積み重ねていき、どのタイミングか上手く説明できませんが、どこかのタイミングで、「大きな壁を一つ越えた」実感を得ます。

これは、それまでのように「なんとなく良くなった」というものではなく「確実に上達した」ことを体感できるようなイメージです。この大きな壁は一つだけではありません。また小さな実感を繰り返しながら、どこかで二つ目の壁を越えたことを体感してきます。どのくらい勉強すればそれを越えられるのかは、それぞれの性格や努力によりますが、続けていれば必ずその時はやってきます。「今越えた!」というより、「気が付いたら越えていた」という実感でしょうか。

諦めず、信じて学習を続けて下さい。

反復学習の大切さとエビングハウスの忘却曲線

上達を実感するためには、少しずつでも学習を継続し、覚えた単語やフレーズなどインプットした情報をアウトプットする練習も繰り返す必要があります。

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか?

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが、人はどのくらい覚えたことを忘れてしまうかをグラフ化したものです。

20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れ、1週間後には77%忘れ、1ヶ月後には79%忘れるという実験結果をグラフに表したものです。忘れてしまう前に反復学習することで、この忘却曲線を緩やかにして記憶に定着させていくことできます。

この忘却曲線のように、時が経つにつれて忘れてしまうというのが一般常識となっていますが、学習をしていく上で同時に私が度々感じることは「レミニセンス現象」です。

レミニセンス現象とは、ある程度時間が経ってから思い出す現象です。なかなか覚えられなかったことが、一定時間経過後にちゃんと覚えていることに気が付いたりすることありませんか?

専門家ではないので、詳しいことはわかりませんが、集中力が落ちたりして記憶力が定まらないところ、一定時間の経過によって脳の中で記憶が整理され、思い出しやすくなるのだそうです。

ときには休憩も大切

一生懸命勉強していたのに、忙しさを言い訳に数日サボってしまい、その後学習を再開してみると、勉強をストップしてしまった時よりむしろ定着しているのではないかと感じることがあります。

多分ここで再開しなければ、また記憶の引出しから引っ張り出すことが難しくなってしまうのでしょうし、ある程度記憶に定着させる努力をしておかなければ、記憶を呼び起こすこともできないのかもしれませんが、人間の脳とは凄いものです。

サボってしまった時にレミニセンス現象を起こすためにも、その素地を作るための反復学習は大切です。やるべきことはしっかりやりましょう。でも、ただがむしゃらに楽しくもない学習を反復しても、飽きてしまったり、嫌気がさしてしまったり、記憶への定着を邪魔する要素が増えてしまいます。

シビアな学習、楽しい学習、そして、たまには休憩することも大切です。特に睡眠は記憶力とも関係が深いようですよ。

ある大学のレミニセンスと学習効果に関する論文に、もう少しで理解できそうなものに対し、無意識的に学習を完成させるための記憶形成が起こってくるらしい、と興味深い結論が紹介されていました。

完全でなくても大丈夫!でも、「もう少し」というポイントまでは持っていく学習は必要なようです。反復学習と休憩、上手に取り入れながら楽しんで学習を継続させてください。

まとめ

私自身もまだまだ英会話学習者の一人です。

今年はなぜか立て続けに、アメリカから来客がありました。久しぶりに来客をもてなし、最初は「日頃の学習が無駄ではなかった」と嬉しく感じ、自信も持てたのですが、時間が経つとだんだん物足りなさを感じてきました。以前より上達していることを実感すると同時に、伸びしろがもっとあることも実感したのです。

2度目の来客、そして3度目の来客を迎えた時には、どちらかと言うと自信喪失に近く、まだまだ努力しなければいけないと強く思っていました。一つの壁を越えたとたん、次の壁が見えてしまった感じです。でも、この感情も、英語に触れる機会が沢山あったからこそ得られたものだと思っています。

上達を実感するには、それだけ英語に触れなければ実感すること自体ができません。上達を実感するということは、その先の新たな目標がどんどん見えてくるということでもあります。

上達が実感できずに焦ってしまうこともあるかもしれませんが、コップの水は一滴ずつでもたまっていきます。ある時の一滴で表面張力に限界がきて水が溢れた時、上達を実感できるということなのだと思います。溢れた水は次のもう少し大きなコップが受け止め、また一滴ずつたまっていきます。

どんな形であれ学習を続けている限り、水が干上がってしまうことはありません。たとえ休んでしまった期間があったとしても、たまった水が全部蒸発して消えてしまうこともありません。多少水蒸気になってしまっていたとしても、再開すれば、いずれまた水に戻ってコップにたまってくれると思っています。信じて頑張りましょう!

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komitta

主婦業、仕事、子育ての傍らコツコツと英語学習を続けてきました。翻訳のお仕事もさせていただきながら、現在も英語学習継続中です。TOEICは920点を取得しています。具体的な夢や目標があれば、語学学習も頑張れます。「フランスを拠点に、夫婦で海外の美しい競馬場を巡り、イギリス、ウエストエンドでミュージカルを堪能する」そんな夢の実現に向けて、フランス語学習にも励んでおります。