英語の発音学習なら〝フォニックス〟を活用すべし!教材も解説スルヨ

英語教材・参考書
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発音の上達に行き詰まりを感じていたり、発音が苦手で英語で話すのを苦痛に感じていませんか?そんな人は、フォニックスを道入するのがオススメです。

子供から大人まで、発音にもリーディングにも役立ちますよ。大人にオススメの教材もご紹介します!

英語の発音練習に役立つフォニックスって?

英語の学習、特に発音の学び方について検索すると、フォニックス(phonics)という言葉がよく出てきます。最近は日本でも浸透してきましたが、初めて聞いたという人もまだ多いのではないでしょうか。

フォニックスとは、発音をベースにして言葉を学ぶメソッドのこと。現在大人の世代は、学校でアルファベットを習った時「ABC」を「エービーシー」と読むことから始めましたよね。ですが、これだけでは実際に単語を読むことはできません。なぜなら、例えば「CAT」は「シーエーティー」とは読まないからです。でもフォニックスでは最初から、Cを「ク(のような音)」Aを「ア」、Tを「トゥ」と音で習うので、初めてCATという単語を目にした人でも、きちんと発音できるのです。

英語圏では、幼児期にフォニックスを取り入れることによって、子供達の読解力をアップさせることに成功しています。単語の「発音」と「文字」が一致するので、音読する際に「これ、知らない単語だから読めない(←実際は知っている単語でも、文字で見た時に音と結びつかず、認識できないため)」ということがなくなり、読書に苦手意識を持つ子が激減したそうです。

フォニックスは今までの発音学習と何が違うの?

フォニックスは、英語をすでにある程度習ってしまった私たち日本人にも役立ちます。例えば先に例であげた「CAT」ですが、これはよく知っている簡単な英単語だけに、初心者はつい「キャット」とカタカナ英語で発音してしまうことも。でも最後の「T」は破裂音で、日本語の「ト」ではないので、これでは正確な発音になりません。他にも、カタカナで馴染んでいる外来語など、ついつい日本語の音につられて発音してしまう言葉はたくさんあります。

でも、フォニックスに沿って単語を覚えるようにすると正確な発音が意識できるので、カタカナ英語から脱却しやすくなりますよ。また、初めて目にする英単語も、多くがフォニックスを使うことで発音を推測できます(注;フォニックスのルール通りの発音にならない例外の単語もあります)。リーディングの際、知らない単語が出てくる度に挫折しそうになる人は、ぜひフォニックスを取り入れてみてください。発音が推測できると一気に壁が低くなります。難しそうな単語が、音を辿ってみたら、実は外来語として使っている単語だったということも、よくありますよ!

フォニックスをやってみよう!おすすめ大人向け教材3選

では早速フォニックスを勉強して、発音が上手になりたい!という人に、オススメの教材をご紹介します。フォニックスの教材は子供向けが多いのですが、こちらでは特に大人が使える教材を選びました。一冊しっかり読めば、かなりフォニックスの知識が身につくと思いますので、まずは気になったものを手にとって見てくださいね!

①CD BOOK <フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本

英会話教室の主宰や翻訳業をする傍ら、多数の英語教育に関する本を出版している著者の本。フォニックスの理屈だけでなく、よく使われるフレーズを多数、音声とともに用意してあるので、実際の英会話にもすぐに役立ちます。

②フォニックスってなんですか? 発音確認 エクササイズ用CD付

著者はフォニックス学習を日本に最初に導入した英語教育の専門家だけあって、これ一冊で基本がしっかり身についたというレビュー多数。フォニックスを初めて勉強する、基礎から学びたいという人にオススメです。

③田尻悟郎の楽しいフォニックス

「田尻式カナ発音記号」という独自の表記方法を使い、日本人にとって取り組みやすいフォニックス勉強法になっています。もちろんCD付きなので、音声を聞きながら発音練習できますよ。

フォニックスを上手に取り入れて、発音を上達させよう

大人になってからは身につきにくい、英語の正しい発音。フォニックスの理論を頭に入れて取り組めば、まだまだ上達は可能かもしれません。フォニックスをしっかり意識して、カタカナ英語とさよならしましょう!

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